マイルス・デイヴィスの『Seven Steps to Heaven』は、1963年の作品。私が生まれる1年前、東京オリンピックの前年ですね。アルバム『Seven Steps to Heaven』は、

日本語に訳すと『天国への七つの階段』。

マイルスのアルバムは、通しで聴いていれる。アルバム・タイトル曲は、2曲目ですが、全体でもタイトルを想像させてくれます。浮気せずに最後まで聴き入ることができる。正直、難しい事はわかりませんが、静けさの陰、幕開けの陽。マイルスなりの『天国への七つの階段』をアルバムを通して、表現しているような気がします。心のリズムが躍動します。

Seven Steps to Heaven

アルバム・タイトル曲のみが、マイルスのオリジナルとなるようですが、他は過去作品のアレンジ・アドリブとなるようです。実際に聴き比べてみても、これが原曲なのというほど、違います。この辺が、未熟な私にとっては、わからないところ。ジャズ・スタンダードとなると、勿論わかりますが、それ以外の過去作品については、よくわかりません。まあ、難しい事を考えずに、ピンとくるか、こないかで良いのではないでしょうか…。
私は、このアルバムは、好きです。

アルバム『Seven Steps to Heaven』の収録曲

    レコード時A面

  1. Basin Street Blues
  2. Seven Steps to Heaven
  3. I Fall in Love Too Easily
  4. レコード時B面

  5. So Near, So Far
  6. Baby Won’t You Please Come Home
  7. Joshua
  8. CD時ボーナス・トラック

  9. So Near, So Far
  10. Summer Night

マイルス・デイヴィスのアルバム『Seven Steps to Heaven』のパーソナル

トラック 1・3・5・7・8
1963年4月16日・17日、ハリウッドで録音

  • マイルス・デイヴィス(t)
  • ジョージ・コールマン (ts)
  • ロン・カーター(b)
  • ビクター・フェルドマン(p)
  • ハービー・ハンコック(p)
  • フランク・バトラー (d)

トラック 2・4・6
1963年5月14日、ニューヨークで録音

マイルス・デイヴィスの『Seven Steps to Heaven』