マイルス・デイヴィスの「 いつか王子様が 」”SOMEDAY MY PRINCE WILL COME”、このアルバムも名盤です。表題の”SOMEDAY MY PRINCE WILL COME”はディズニー映画”白雪姫”に使われた曲で、その後ジャズのスタンダード曲となりました。決してマイルスの曲が挿入歌ではありません。さかのぼる事、1937年ウォルト・ディズニーのアニメ映画『白雪姫』 の挿入歌が、ジャズ・スタンダードとなり、マイルスがアルバム・タイトルとして使用し1曲目に、この曲を収録しています。
ジャケットをみるとサントラのような気になってしまいますが、この時代背景を考えると、自分たち(黒人)が主役なんだという、強い主張もあるような気がします。話がそれますが、映画「ドリーム・ガールズ」もモータウン、シュープリームス、ダイアナロスをインスパイアしていますが、劇中の中でも、クレオパトラの主演をさせるなんてシーンもあるくらいですので…。
個人的には、2曲目の”Old Folks”の方が好きです。
1959年の『カインド・オブ・ブルー』に続く、モード・ジャズ。ジョン・コルトレーンがグループを去り、後釜をハンク・モブレイが、ただし、2曲だけジョン・コルトレーンも参加しています。
マイルス・デイヴィス 邦題アルバム・タイトル 「 いつか王子様が 」 原題は、”SOMEDAY MY PRINCE WILL COME”
マイルス・デイヴィスの名盤アルバム・タイトル曲 / “SOMEDAY MY PRINCE WILL COME”
マイルス・デイヴィス Miles Davis — trumpet
ハンク・モブレイ Hank Mobley — tenor saxophone on all tracks except “Teo”
ジョン・コルトレーン John Coltrane — tenor saxophone on “Someday My Prince Will Come” (master) and “Teo”
ウイントン・ケリー Wynton Kelly — piano
ポール・チェンバース Paul Chambers — bass
ジミー・コブ Jimmy Cobb — drums all tracks except “Blues No. 2”
フィリー・ジョー・ジョーンズ Philly Joe Jones — drums on “Blues No. 2”