ドナルド・バード&ペッパー・アダムス 『モーター・シティ・シーン(Motor City Scene)』モーター・シティ=自動車産業で繁栄を極めたミシガン州デトロイトをさしている。そのデトロイト出身者を集めて作られた企画アルバム。都会的に洗練された演奏で聴き手を魅了する。とにかく雰囲気あるな〜。一曲目は、ドナルド・バードのトランペットを中心に「スターダスト」から始まり、もうのっけから、心は釘付けになる。ジャズといえば、やはり夜の都会をイメージする。このアルバムは、1960年に録音されており、当時のアメリカの自動車産業の繁栄最中、仕事を終えた自動車産業に携わったあらゆる人種が街で、夜な夜な酒をのみ、楽しんでいる様が想像できる。ドナルド・バード&ペッパー・アダムス 『モーター・シティ・シーン(Motor City Scene)』は、甘く切なく始まり、リズムに合わせて徐々に躍動していき、最後は、聴き手のビートも巻き込んでくれる。まあ、かっこいいですw。
モーター・シティ・シーン / ドナルド・バード&ペッパー・アダムス
モーター・シティ・シーン収録曲
- スターダスト
- フィリソン
- トリオ
- リベッチ
- ビトディティ
ペッパー・アダムス&ドナルド・バード / ビトディティ
Motor City Scene / メンバー
- ペッパー・アダムス – バリトンサックス
- ドナルド・バード – トランペット
- ケニー・バレル – ギター
- トミー・フラナガン – ピアノ
- ポール・チェンバース – ベース
- ルイス・ヘイズ – ドラム