US3（アススリー）は、1991年にロンドンで結成されたジャズ・ラップ・グループ。彼らはブルーノート・レコードの音源を自由にサンプリングすることを公式に認められている。 このファースト・アルバム『Hand on the Torch』（1992年）に収録された、ハービー・ハンコックのアルバム『Empyrean Isles』の『Cantaloupe Island』をサンプルした『カンタループ (Cantaloop (Flip Fantasia))』は大変注目され、アメリカでプラチナ・ステータス！25年くらい経っているにも関わらず、カッコいいですw。融合という意味で行けば、セッションを超えてってことなんですかね。ジャズとラップの融合。前回紹介した、ポール・ウォーカーの遺作になってしまった映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」のタイトル曲「SEE YOU AGAIN FEAT. CHARLIE PUTH / WIZ KHALIFA」もバラードとラップの融合だし、融合はやっぱりよい。
ジャズ・ヒップホップ界の先駆者のUS3
イギリスのDJ、ジェフ・ウィルキンソンとエンジニアのメル・シンプソンによって創設されたジャズ・ラップ・グループ。US3（アススリー）とは、ザ・ホレス・パーラン・トリオのピアノ・トリオによるアルバム「Us Three」のタイトル曲から名付けたようです。
アス・スリー
Hand on the Torch
タイトルを訳すと、「伝統を後世に伝える」という意味になり、この場合はブルーノート・レコードの音源をアレンジして若者に伝えるって感じでしょう！個人的な感想ですが、一曲目の『カンタループ (Cantaloop (Flip Fantasia))』のインパクトが強すぎて、全体を通して聴く機会があまりなく、アルバムの構成が残念です。US3の２枚目以降も、このカンタループを超える曲が無いために「ぱっと」しないイメージです。
- Cantaloop (Flip Fantasia) (04:39)
- I Got It Goin’ On (05:18)
- Different Rhythms Different People (01:16)
- It’s Like That (03:41)
- Just Another Brother (03:42)
- Cruisin’ (03:30)
- I Go To Work (04:06)
- Tukka Yoot’s Riddim (05:41)
- Knowledge Of Self (04:18)
- Lazy Day (04:40)
- Eleven Long Years (03:47)
- Make Tracks (04:45)
- “Darkside, The” (05:19)
原曲のハービー・ハンコックのアルバム「Cantaloupe Island」
カッコいい！
Cantaloupe Island
こっちは、ハービー・ハンコック
