Feeling Blue / ポール・デスモンド まさしく今は、ジャズ気分。ポール・デスモンドのアルトサックスで、こびりついたストレスを溶かしています。

タイトルの「Feeling Blue」の、Feel Blueという意味では、気分がふさぐ, 気分が塞ぐ, 暗い気持ちになる, 暗い気持になるとなるんだが、そんな気持ちを表現するのだが、ポール・デスモンドの「Feeling Blue」そんな気分であっても、癒してくれる。

気分が塞ぐという意味では、本来色のイメージは、グレーなんだけど、デスモンドのアルトサックスとジム・ホールのギターが、気持ちがブルーとかじゃなくて奇麗な色としてのブルーな感じ…。それってどんな感じかと、うまく表現できないが、黒に近い塞ぎ込んだ行き場のない、どうしようもない何かが、ブルーな気分ってやつでもなくて、とりあえず、ブルーという奇麗な色だけになった。もうしばらくバーボン片手に、アルバムを聴こう!

ポール・デスモンド Feeling Blue

9曲目の「I’ve Got You Under My Skin」の中盤から後半にかけて、意外な試みがあって初めてだと、ちょっとビックリするかも。

「under my skin」。「肌の下に」ということで「表に出せない想い」を表します。表情にさえ出ないよう、一生懸命抑え込んでいる。あなたのことが好きだけど、私には不釣り合い。絶対、あなたは私を好きになったりしない。分かってる。分かっていても、やっぱりあなたのことを考えてしまうみたいな感じみたいです。英語の表現も粋だな。

  1. When Joanna Loved Me
  2. Alone Together
  3. Here’s That Rainy Day
  4. Body and Soul
  5. Samba De Orfeu
  6. Polka Dots and Moonbeams
  7. Bewitched
  8. That Old Feeling
  9. I’ve Got You Under My Skin
  10. I’ve Grown Accustomed to Her Face
  11. The One I Love (Belongs To Somebody Else)
  12. Easy Living
  13. Embarcadero
  14. All The Things You Are
  15. ポール・デズモンド/Feeling Blue

    ポール・デズモンド/Feeling Blue

      Connie Kay(Drums)
      Eugene Wright(Bass)
      Gene Cherico(Bass)
      Gerry Mulligan(Sax (Baritone))
      Jim Hall(Guitar)
      Milt Hinton(Bass)
      Paul Desmond(Sax (Alto))
      Percy Heath(Bass)
      Robert Dylan Thomas(Drums)
      Wendell Marshall(Bass)