Midnight Blue/ケニー・バレル 前回、ジミー・スミスの「 Midnight Special 」を紹介したが、今夜は、そのアルバムのメンバーとして参加していたケニー・バレルの「Midnight Blue」で決まり。、ブルージーなギターを堪能しながら、夜な夜な酒を片手に、タイプしている。まさしくブルース色満載なんですけど、BBキングなどのゴテゴテのブルースとは違い、当然、チョーキングもバズもなく、洗練された都会のイメージ。「ミッドナイト」や「ブルー」などの文字を繋ぎながら アーティスト・メンバーを繋ぎ、ジャズを自分なりに紹介しているが、このアルバムは、ケニー・バレルの作品の中で最もブルージーである。真夜中のバーの片隅で、生で演奏している感じがたまらない。
Midnightとは
真夜中というイメージですが、実際には夜の12時をいうようです。英語で真夜中というと「in the middle of the night」と表現するようですが、アルバム「Midnight Blue」「Midnight Special」では、真夜中とイメージした方が良いと思います。当時の夜の12時と今の夜の12時では、時間的な感覚が変わっているというものあるでしょう。今は、24時間不自由なく、生活できる。便利な事は確かですが、便利になればなるほど人間としては不自由になっている気がします。個人的には夜は、月のあかり・光で、フルムーンを祝うような宇宙と共存していた時代の方がロマンを感じます。