なかなか、この言葉も使うことがなかったが、知り合いに、まさに「青天の霹靂」と言われ、雰囲気は、十分理解しているんですが、細々と調べて見る。
最初に、この言葉を言われたときに、頭に浮かんだ漢字は、晴天のへきれき…。へきれき部分は、うかばずに平仮名です。どこかでもっと、勉強しろと声がきこえてくる。まあ、おいといて、とにかく晴れていたときに、不幸なことがおこるのだと、その程度の知能です。
まず、この言葉自体が、中国からきているので、日本で言う晴天は、青天というのかと調べて見ると、
青天は、晴れ渡った青空。付け加えると雲ひとつないということらしい。
晴天は、多少雲があっても晴れた空。
とくに文学的な表現でこのようになるようです。少し話がそれますが、疲労と疲弊、これもそうです。小説なんか読むとよく、この疲弊という言葉がよくでますし、最近のコメンテーターも時々使っているのを耳にする。
疲労は、どちらかというと肉体の疲れ労することによる疲れ、疲弊は、心身が疲れて弱る。
さあ、元にもどると
霹靂とは、急に雷が激しく鳴ること。
ということで、青天の霹靂とは、青く晴れ渡った空に突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることをいう。
まあ、私も本は読みますが、読んだ言葉・漢字の響きだけで感じ取って、ストーリーをなんとなく理解する程度の読書力ですが、このように晴天と青天の違いを理解するだけで、読者の想像は、書き手の表現を忠実に映像化しながら読めるのではと…。
兎にも角にも、今の私は、生活の中の『なんでだろう?』を調べてようと実感している最中です。